「営業が苦手だから起業は無理」を覆す!元営業嫌い社長の25年ビジネス術


「起業したいけれど、自分は営業が苦手だから無理だ…」

もしあなたがそう考えているなら、少しだけ私の話を聞いてほしい。

世の中には、営業バリバリでビジネスを拡大している経営者ももちろんたくさんいます。
しかし、すべての起業家が卓越した営業力を持っているわけではありません。

実は、私自身も「営業が苦手」というコンプレックスを抱えながら起業し、25年間も事業を継続できた一人です。

本記事では、私の実体験を交えながら、営業が苦手なあなたが起業で成功するための具体的な考え方とアプローチをお伝えします。

なぜ「営業苦手」な人ほど起業チャンスがあるのか?

結論からお話ししましょう。

営業が苦手なあなたにも、十分に起業のチャンスはあります。

なぜなら、現代のビジネスにおいて本当に求められるのは、単なる「押しの強さ」ではないからです。
お客様の心に響くのは、彼らが抱える困りごとに真摯に向き合い、その解決策を提示できる提案力です。
そして、これは営業トークの巧みさとは別次元のスキルであり、むしろ営業が苦手な人の方が真剣に相手の課題を深掘りする傾向があると感じています。

私の経験もまさにそうでした。
新卒で入った損害保険会社では、営業ノルマに追われ、飛び込み営業では相手が出てくるのが怖くてドアが開く前に逃げ出したこともありました。

まさに「ピンポンダッシュ」です。
結局、営業に嫌気がさし、逆の世界であるコンピュータープログラマーへと転職しました。この経験が、後に私の起業の大きな糧となるのですが、それはまた後ほど詳しくお話しします。

営業からの逃避、そして専門性との出会い

損害保険会社を辞め、私はコンピュータープログラマーになりました。
一日中システム開発に没頭する日々は、営業とは真逆の世界。
人見知りだった私には性に合っていました。
この時期に培ったプログラミングスキルが、後の起業の土台となります。

バブル崩壊、突然の起業決断

しかし、時代はバブル崩壊。

勤めていた会社も傾き始め、私はフリーランスのプログラマーとして独立する道を選びました。
これが、私の起業のスタートです。
人見知りの私が、飛び込み営業もテレアポもせず、どうやって仕事を得ていたのか?

その答えは、「反響営業」と「困りごとの解決」にありました。

人見知りの私が実践した「反響営業」と「困りごと解決」

私は自分から電話をかけるのが大嫌いでした。
だから、積極的に営業をかけることはありません。

代わりに、ホームページ(当時はまだ黎明期でしたが)などを通じて問い合わせを待つ「反響営業」を軸にしました。

そして、問い合わせがあった際には、お客様が何に困っているのかを徹底的にヒアリングし、その困りごとに対する解決策を具体的に提案することに集中しました。

当時、まだホームページ制作は一般的ではなく、独学で技術を習得し、それをサービスとして提供する形でした。

お客様の「こんなホームページが欲しい」「こんなシステムで業務を効率化したい」というニーズに対し、一つ一つ丁寧に解決策を形にしていく。
この「コツコツとものを作る」姿勢が、私の強みだったのです。

結果として、小さな会社ながら私と数名のスタッフで年商4,600万円を達成し、25年間事業を継続することができました。

累計での販売額は7億円以上にもなりました。
大きくするリスクを避け、自分のペースで着実に事業を育てる選択をしたことが、継続の秘訣だったと言えるでしょう。

成功の鍵は「推しの強さ」ではなく「相手の困りごと」に向き合う力

なぜ、私が営業が苦手でありながらも、これほど長く事業を続け、売上を伸ばすことができたのか?

それは、「推しの強さ」ではなく、「相手の困りごとにどれだけ真摯に向き合えるか」、この一点に尽きます。

相手のニーズを深く理解するヒアリング力

お客様は、何かを売りつけられることを望んでいません。
彼らが本当に求めているのは、自分たちの課題や悩みを解決してくれるパートナーです。

だからこそ、あなたはまず「相手が何に困っていて、どのような助けを必要としているのか」を深く理解しようと努めるべきです。

これは特別な才能ではありません。
会社勤めの経験がある人なら、誰でも「相手の求めるものに対して提案する」という経験は少なからずあるはずです。

お客様の話を丁寧に聞き、その背景にある真のニーズを探り出す。
このヒアリング力が、営業が苦手なあなたの最大の武器となります。

AIが提案力をさらに強化する時代

さらに現代は、AIという強力なツールが存在します。

私が起業した時代にはなかったこの技術を活用すれば、お客様の困りごとを整理し、より洗練された提案書を作成することも可能です。
AIは客観的なデータに基づいた最適な解決策を提示する手助けをしてくれますから、営業トークの苦手さを補う大きな追い風となるでしょう。

サービス実現のためのネットワーク構築

「自分一人で全てを解決できない」という心配も無用です。
ウェブクリエイターやウェブデザイナー、その他の専門家の力を借りれば良いのです。

あなたの役割は、お客様の困りごとを明確にし、解決策を設計すること。
その解決策を実現するためのリソースは、外部に求めることもできます。

リスクを抑えた起業のススメ:小さな一歩が未来を拓く

もちろん、起業の道のりには失敗もありましたし、迷い、どん底に落ちたこともあります。しかし、ウェブ制作の仕事に関しては、大きな挫折なく順調に続けることができました。

それは、私が「最初から負債を抱えるような、でっかいリスクの高いやり方」を避けてきたからだと確信しています。

もしあなたが営業が苦手なら、私と同じように、まず小さな規模から始めることをお勧めします。
大きなオフィスを借りる、多額の設備投資をする、といった初期の大きな負債を抱えるリスクを極力避けましょう。

自宅を拠点にしたり、フリーランスとしてスタートしたり、できることから始めるのが賢明です。

まとめ:営業が苦手でも、あなたらしい起業の道は必ずある

「自分は営業に向いていないから起業は無理」という思い込みは、もはや過去のものです。

大切なのは、「お客様の困りごとに真摯に向き合う力」と、「低リスクで自分に合ったビジネススタイルを見つけること」。

私の経験が示す通り、推しの強さや話術だけが営業ではありません。
むしろ、お客様の心に寄り添い、真の課題解決を目指す姿勢こそが、長く続くビジネスの礎となるのです。

もしあなたが私と同じように営業に苦手意識を持っているのなら、ぜひ自信を持って起業への一歩を踏み出してください。

あなたらしいやり方で、必ず道は開けます。

「営業が苦手でも、自分らしく起業する」──その第一歩を、こちらでお伝えしています。
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